ダービー回顧

芝がCコースに変わり 内伸びが増えたダービーウィーク。 これ自体はいつも通りのことだろう。 ここを読みきれていたかで 回収率が大きく違ってきたはずだ。 ミュゼエイリアンが出ムチを入れながらも Hペースで逃げる中、 ドゥラメンテは敢えてそれに乗っかるような、 言わば底力での勝負を仕掛けた。 中盤で緩めなかったことが、 この後のダービーレコードにもつながった。 皐月賞後に「G1を何個も勝つ素材でもあるし、 この後1年は勝てない馬かもしれない。」 と表現したが、これは私の見誤りだった。 サトノラーゼンの岩田騎手が ディープブリランテを彷彿とさせる インベタの騎乗を魅せていた。 コメートの嘉藤騎手もあの乗り方は好プレーで、 相手があそこまでの馬でなければ、 前者は勝ち・後者は馬券内があったと見ても おかしくはない。 ドゥラメンテは名馬の域にまで入ったと 言っても過言ではないほどの強さだった。 私の◎サトノクラウンは どうもスタートがボケっとしてるなと 思いきやの出遅れ。 その後の直線での進路取りや ドゥラメンテに仕掛けられてからの反応など 全てが後手後手に回ってしまった。 東京2400に変わって 一番パフォーマンスができる馬と 考えていただけにもったいない。 逆に○のリアルスティールだが、 レース前のドゥラメンテの スタミナ不足の疑問や あのペースを考えると決して 不思議ではない位置どりだった。 こちらも血統から考えると スタミナ不足の可能性が大いにあり、 瞬発力型の最後の3F勝負に 持って行きたかったのだろう。 しかし相手がアレではどうしようもない。 ストライクゾーンからも外れその中での4着。 決して弱くはないが、 府中の半周コース・京都の1600mに 適性があると考えると この後の使い方に注目したい。 ただただドゥラメンテの強さに感服し、 秋が楽しみになった。 82回目の日本ダービーも終わり、 また新たな気持ちで来週から望みたい。 ————————————————————————————- ●コラム担当 ガガガ競馬専属予想家N氏 中央から地方競馬まで広く精通している情報通。 競走馬のレースラップや馬場に着目し、最も期待値の高い馬に印を打つ。 ————————————————————————————–

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