根岸Sの予想に役立つ過去データと傾向2018年版~ダートG1前哨戦は腕達者な乗り役と関西馬が信頼度大~
攻略ポイント
(1)人気と配当
毎年フルゲートで行われているフェブラリーステークスの前哨戦。あくまでもたたき台か?それとも賞金を積むための勝負駆けか?
各陣営の思惑が入り乱れ、難解な番組と思いきや、馬連平均配当は3947円。
割と落ち着いた数字で、15年以降は3桁~10倍台で決着している。(4-1-1-4)の①人気は目下3連勝中。実力場重視の攻め方でOK。
(2)ステップ
出走馬だけなら主力はカペラS組だが、(1-1-1-22)では強調できない。
これに次ぐのはファイナルS(旧ギャラクシーS組)(2-2-1-15)と目立つ戦績ではないものの、過去2年は馬券に絡む活躍ぶり。
直結するという点ではこちらか。また、13年以降は年明けに出走した馬の好走歴はなく、ほどよく間隔を取ったほうがいい。
(3)所属
関西馬が圧倒⇒関東馬は過去10年で(1-0-1-33)。東京競馬場で行われているGⅢなのに、地の利を生かせず苦戦が続いている。
11年以降は関西馬が上位を独占。17年は手塚厩舎+ルメール騎手のベストマッチョ②人気となり、一角崩しを期待されたが、関西馬の壁を崩すことはできなかった。
(4)騎手
地方出身騎手+外国人騎手⇒3着以内30頭中14頭が地方出身騎手、もしくは外国人騎手が跨った馬だった。
パサパサの冬場のダートということで、腕っぷしの強いジョッキーが上位に絡みやすいようだ。
その中でもずば抜けているのが(2-0-3-0)の岩田騎手。すべて違う馬での好走だけに価値が高い。
割引要素
割引要素①逃げ馬
08年2着のタイセイアトムを最後に逃げ馬は馬券にすら絡んでいない。
10年②人気のケイアイテンジン13着、11年①人気のケイアイガーベラも8着と惨敗。
多頭数の東京ダ1400Mを押し切るのは至難の業だということ。
割引要素②兵庫ゴールドT1~3着馬
兵庫ゴールドTは前年末に園田1400Mで行われる重賞だが、1~3着馬は(0-0-0-10)。
同距離ながら、コース形態が違うだけに当レースとの結びつきは弱い。
14年②人気のドリームバレンチノが8着に完敗。
各種データ
人気データ
1番人気 (4-2-0-4)
2番人気 (1-1-0-8)
3番人気 (0-2-1-7)
4番人気 (3-0-2-5)
5番人気 (1-2-2-5)
6番人気 (0-1-0-9)
7~9人 (0-2-1-27)
10人以下(1-0-4-65)
10人以下()
性別
牝馬 (0-0-0-8)
牡・セン(10-10-10-122)
年齢
4歳 (2-1-1-12) 12.5% 18.8% 25.0%
5歳 (4-5-3-21) 12.1% 27.3% 36.4%
6歳 (3-2-1-36) 7.1% 11.9% 14.3%
7歳上(1-2-5-61) 1.4% 4.3% 11.6%
枠順
1枠(1-0-2-17)
2枠(2-2-1-15)
3枠(2-3-0-15)
4枠(2-1-0-17)
5枠(1-2-0-17)
6枠(1-0-2-17)
7枠(0-1-5-14)
8枠(1-1-0-18)
所属
美浦(1-0-1-33) 2.9% 2.9% 5.7%
栗東(9-10-9-88) 7.8% 16.4% 24.1%
脚質
逃げ(0-1-0-9)
先行(2-3-3-31)
差し(4-4-3-49)
追込(4-2-4-40)
前走
重賞(7-4-5-65)
武蔵野S(3-0-1-4)
カペラS(1-1-1-22)
チャンピオンズC(2-1-1-9)※JCダート含む
兵庫ゴールドT(0-0-1-15)
東京大賞典(0-0-1-0)
OP特別(3-5-4-53)
ギャラクシーS(2-1-0-11)
ジャニュアリーS(0-1-0-22)
1600万下(0-1-1-8)
前走間隔
連闘(0-0-0-1)
2週(0-3-1-8)
3週(0-1-0-22)
4週(0-1-2-20)
5週~9週(4-4-5-61)
10週~25週(6-1-2-16)
半年以上(0-0-0-2)
出馬表
2018年 1月28日(日) 1回東京2日目 14頭 [15:45発走]
【11R】 第32回根岸S
4歳以上・オープン・G3(別定)(国際)(指定) ダート1400m
枠 | 番 | 天 | 猫 | 鳥 | 馬名S | 替 騎手 | 斤量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ◎ | イーデンホール | *田辺裕信 | 56 | ||
2 | 2 | ▲ | ○ | △ | アキトクレッセント | 荻野極 | 56 |
3 | 3 | ○ | ブラゾンドゥリス | 丹内祐次 | 57 | ||
B3 | 4 | マッチレスヒーロー | *吉田隼人 | 56 | |||
4 | 5 | △ | ノボバカラ | 北村宏司 | 56 | ||
4 | 6 | △ | △ | ○ | カフジテイク | *福永祐一 | 57 |
5 | 7 | △ | △ | △ | キングズガード | *藤岡佑介 | 57 |
5 | 8 | △ | ▲ | ◎ | サンライズノヴァ | 戸崎圭太 | 56 |
6 | 9 | モンドクラッセ | 柴田大知 | 56 | |||
B6 | 10 | △ | サイタスリーレッド | *石橋脩 | 57 | ||
7 | 11 | ラブバレット | *松岡正海 | 56 | |||
7 | 12 | △ | ◎ | △ | ブルドッグボス | *岩田康誠 | 57 |
8 | 13 | △ | △ | ▲ | ベストウォーリア | ルメール | 58 |
8 | 14 | △ | ノンコノユメ | *内田博幸 | 58 |
本紙の見解
◎サンライズノヴァ
ユニコーンステークスを勝利し、世代トップクラスの実力は証明済み。得意の東京コースで躍進。
好調教馬
◎マッチレスヒーロー
◎キングズガード
◎カフジテイク
- 参考レース①根岸ステークス 2017年(GⅢ)(カフジテイク 1着)(ベストウォーリア 2着)
- 参考レース②プロキオンステークス(GⅢ)(キングズガード 1着)
- 参考レース③グリーンチャンネルC(OP)(サンライズノヴァ 1着)