中山牝馬Sの予想に役立つ過去データと傾向2018年版~①人気は近年信頼を回復。愛知杯組は施行時期変更後も主力~
攻略ポイント
(1)人気と配当
(1-2-1-6)の①人気は一見信頼できないが、過去5年で馬券圏外に沈んだのは15年シャトーブランシュのみで回復傾向。
しかし②人気は(0-1-0-9)、③人気も(1-0-1-8)と低調。連対率トップは(3-2-0-5)の④人気。
馬連平均配当は10973円と荒れているが、過去3年は20倍台以下と堅く収まっている。
(2)ステップ
主力は(3-1-2-18)の愛知杯組で、施行時期が12月から1月に移行した16年以降も2年連続で馬券に絡んでいる。
また連対馬は1頭のみだが、(1-0-4-23)の京都牝馬S組も健闘。
一方、(1-1-1-10)の初音S組(1600万下)だが、13年以降は(0-0-0-5)と低調。15年①人気のシャトーブランシュ5着に敗れている。
(3)ハンデ
ハンデ53~54キロの強さは不変⇒10年連続連対馬を輩出しているのがハンデ53、54キロの馬。14年以降は4連勝中で、15年には1~3着を独占した。
なお前走1秒0以上負けた馬は(0-1-0-23)と苦戦しているのに対し、前走0秒0~0秒9差負けの馬は(8-3-3-22)で連対率31%をマークしている。
(4)前走距離
前走2000Mの1桁着順馬が狙い目⇒(5-3-3-33)と好成績なのが、クラスを問わずに前走2000Mに出走した馬。
このうち前走10着以下だった馬は(0-0-1-14)で、16年⑮人気3着メイショウスザンナを除いては馬券外に沈んでいる。
前走1~9着ならば(5-3-2-19)と頭数も絞れ、15年以降3連勝中。
割引要素
割引要素①前走小倉出走組
(0-0-0-15)で掲示板がやっとなのが前走小倉出走組。13年③人気ダイワズームが5着、14年③人気アロマティコが4着、
16年③人気ハピネスダンサーが5着に敗れており、人気になっても買うことができる要素があまり見当たらない。
割引要素②中3週以内
出走間隔が中3週以内の馬は(0-5-1-39)。この数字では優勝馬は出ていないものの、買えない成績ではないが、12年を最後に過去5年は馬券圏内に入っていない。
近年は前走12~当年1月組が主流。
各種データ
人気データ
1番人気 (1-2-1-6)
2番人気 (0-1-0-9)
3番人気 (1-0-1-8)
4番人気 (3-2-0-5)
5番人気 (1-0-1-8)
6番人気 (2-0-0-8)
7~9人 (1-2-2-25)
10人以下(1-4-4-61)
性別
牝馬のみ
年齢
4歳 (2-3-1-57) 3.5% 8.8% 10.2%
5歳 (5-4-4-38) 9.8% 17.6% 25.5%
6歳 (3-4-2-29) 7.9% 18.4% 23.7%
7歳上(0-0-2-12) 0.0% 0.0% 14.3%
枠順
1枠(0-0-2-15)
2枠(3-0-2-13)
3枠(1-1-1-15)
4枠(1-3-0-14)
5枠(1-2-0-15)
6枠(2-0-1-15)
7枠(0-3-0-14)
8枠(1-1-2-14)
馬番
1番 (0-0-2-7)
2番 (0-0-0-9)
3番 (2-0-1-6)
4番 (1-0-1-7)
5番 (0-1-0-8)
6番 (1-0-1-7)
7番 (0-2-0-7)
8番 (1-2-0-6)
9番 (1-0-0-8)
10番(0-1-0-8)
11番(1-0-0-8)
12番(1-0-1-6)
13番(0-2-0-7)
14番(0-1-0-8)
15番(0-1-1-7)
16番(1-0-1-6)
所属
美浦(6-7-6-63) 7.3% 15.9% 23.2%
栗東(4-4-3-67) 5.1% 10.3% 14.1%
脚質
逃げ(1-1-0-7)
先行(3-2-1-26)
差し(5-5-4-39)
追込(0-2-3-42)
マクリ(0-0-0-1)
前走
重賞(7-6-7-88)
├愛知杯(3-1-2-18)
├京都牝馬S(1-0-4-23)
├東京新聞杯(1-1-0-1)
├エリザベス女王杯(1-0-0-12)
└日経新春杯(1-0-1-0)
OP特別(2-1-1-19)
├アンドロメダS(1-0-0-0)
└白富士S(1-0-1-3)
1600万下(1-4-1-18)
1000万下(0-0-0-4)
前走間隔
連闘(0-0-0-2)
2週(0-3-0-9)
3週(0-0-1-20)
4週(0-2-0-8)
5週~9週(6-2-8-49)
10週~25週(4-4-0-40)
半年以上(0-0-0-2)
出馬表
2018年 3月10日(土) 2回中山5日目 14頭 [15:45発走]
【11R】 第36回ローレル競馬場賞中山牝馬S
4歳以上・オープン・G3(ハンデ)(牝)(国際)[指定] 芝1800m (A)
枠 | 番 | 宅 | 松 | 元 | 馬名S | 替 騎手 | 斤量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ◎ | ○ | エテルナミノル | 四位洋文 | 56 | |
2 | 2 | ◎ | トーセンビクトリー | 田辺裕信 | 56 | ||
3 | 3 | バンゴール | 石橋脩 | 53 | |||
3 | 4 | × | マキシマムドパリ | 藤岡佑介 | 56 | ||
4 | 5 | ▲ | ▲ | キンショーユキヒメ | *蛯名正義 | 53 | |
4 | 6 | ○ | ▲ | △ | フロンテアクイーン | 北村宏司 | 54 |
5 | 7 | ○ | エンジェルフェイス | *三浦皇成 | 54 | ||
5 | 8 | × | △ | ゲッカコウ | *柴田大知 | 54 | |
6 | 9 | △ | △ | シャルール | *内田博幸 | 54 | |
6 | 10 | △ | レイホーロマンス | 岩崎翼 | 52 | ||
7 | 11 | × | △ | ワンブレスアウェイ | *戸崎圭太 | 54 | |
7 | 12 | △ | ブラックオニキス | *松岡正海 | 53 | ||
8 | 13 | ◎ | オートクレール | *黛弘人 | 53 | ||
8 | 14 | △ | △ | カワキタエンカ | *池添謙一 | 53 |
本紙の見解
当レースがラストランとなるマキシマムドパリしかし、この馬が今まさに最盛期。
昨年のG1エリザベス女王杯では真っ向勝負の競馬で小差の4着。
地味ながら堅実ですよね。
まあ、引退レースなので注目しています。
ちなみに松さんの本命はオートクレール。
今日は雨も降っていて馬場も重たくなりそうで、指数的にもメンバー最高を過去にマークしています。
複勝で。。
好調教馬
◎3バンゴール
◎11ワンブレスアウェイ
◎9シャルール
- 参考レース①中山牝馬S2017(GⅢ 中山)(トーセンビクトリー=1着、フロンティアクイーン=8着)
- 参考レース②愛知杯2018(GⅢ 中京)(エテルナミノル=1着、レイホーロマンス=2着、マキシマムドパリ=3着、ワンブレスアウェイ=6着、ゲッカコウ=12着)
- 参考レース③京都牝馬S2018(GⅢ 京都)(エンジェルフェイス=4着)
- 参考レース④秋華賞2017(GⅠ 京都)(カワキタエンカ=5着)