ニュージーランドTの予想に役立つ過去データと傾向2018年版~ファルコンS組が勢力を拡大。カギは前走の着順と人気のバランス~
攻略ポイント
(1)人気と配当
(4-1-1-4)の①人気、(2-2-2-4)の②人気は揃って複勝率60%と及第点の数字だが、③~⑤人気は1着がなく、17年は6年ぶりに2桁人気馬が勝利を収めた。
馬連平均配当は10074円だが、2万円を超える万馬券が3回あるのに対して3桁配当~10倍台が5回と、本命サイドか大荒れか、両極端な結果になるケースが多い。
(2)ステップ
(3-0-2-11)のスプリングS組は12年以降に好走例がなく、17年は出走馬もゼロ。代わりに台頭してきたのが(3-1-4-28)のファルコンS組。
同レースの距離が1400Mに延びたのも12年で、17年は初めて1~3着を独占した。
また前走500万条件1着馬も(2-4-1-36)と連対数ではファルコンS組を上回っているので注意。
(3)所属
全体、上位人気馬とも「西高東低」⇒東西別の成績は関東馬(3-4-4-78)に対して関西馬が(7-6-6-53)で、勝率を筆頭に明らかに西が優勢の状況。
さらに①~③人気を比較した場合も関西馬(4-2-3-8)、関東馬(2-2-1-8)となり、上位人気馬の信頼度に関しても西の方が上回っている。
(4)前走距離
12年を境に傾向の変化は顕著⇒スプリングS組を筆頭に08~11年は距離短縮組が4年間で3勝2着1回3着2回と活躍が目立ったが、
12年以降で好走したのは14年2着ショウナンワダチのみ。傾向の変化は明らかで、17年も共同通信杯4着のタイセイスターリーが④人気に支持されたが7着に敗れた。
割引要素
割引要素①前走500万組で中4週以上
ファルコンS組の次に好走例が多い500万組だが、3着以内8頭中7頭が中1~3週で中4週以上だと(1-0-0-21)。
唯一例外の12年1着カレンブラックヒルは①人気で2戦2勝の無敗馬だった。
割引要素②馬体重460キロ以下
中山で行われた過去9回で馬体重460キロの馬は(0-0-4-43)。16年①人気4着のアストラエンブレムも馬体重は456キロだった。
また馬体重が4キロ以上増えた馬も(0-0-1-18)と苦戦。
各種データ
人気データ
1番人気 (4-1-1-4)
2番人気 (2-2-2-4)
3番人気 (0-1-1-8)
4番人気 (0-1-1-8)
5番人気 (0-2-1-7)
6番人気 (1-0-0-9)
7~9人 (1-2-2-25)
10人以下(2-1-2-66)
性別
牝馬 (0-0-2-11)
牡・セン(10-10-8-120)
年齢
3歳のみ出走
枠順
1枠(0-0-0-17)
2枠(2-3-3-10)
3枠(3-1-1-13)
4枠(1-1-1-15)
5枠(0-2-1-15)
6枠(1-1-1-15)
7枠(1-1-0-16)
8枠(1-0-2-15)
馬番
1番 (0-0-0-9)
2番 (0-0-0-9)
3番 (0-1-2-6)
4番 (2-2-1-4)
5番 (2-0-1-6)
6番 (1-1-0-7)
7番 (0-0-1-8)
8番 (1-1-0-7)
9番 (0-2-1-6)
10番(0-0-0-9)
11番(0-1-0-8)
12番(2-0-1-6)
13番(0-0-0-9)
14番(0-1-0-8)
15番(0-0-1-8)
16番(1-0-1-6)
所属
美浦(3-4-4-78) 3.4% 7.9% 12.4%
栗東(7-6-6-53) 9.7% 18.1% 26.4%
脚質
逃げ(0-1-0-10)
先行(6-2-5-22)
差し(3-3-2-43)
追込(0-3-2-39)
マクリ(0-0-0-1)
前走
重賞(8-4-8-75)
├スプリングS(3-0-2-11)
├ファルコンS(3-1-4-28)
├シンザン記念(1-0-0-0)
├共同通信杯(0-1-0-6)
├弥生賞(0-1-0-3)
├毎日杯(0-0-0-3)
└朝日杯FS(0-0-0-3)
OP特別(0-1-1-16)
500万下(2-5-1-39)
未勝利(0-0-0-1)
前走間隔
連闘(0-0-0-1)
2週(1-1-1-6)
3週(6-4-5-49)
4週(0-1-2-18)
5週~9週(2-3-2-47)
10週~25週(1-1-0-10)
半年以上(0-0-0-0)
出馬表
2018年 4月 7日(土) 3回中山5日目 15頭 [15:45発走]
【11R】 第36回ニュージーランドT
3歳・オープン・G2(馬齢)(牡・牝)(国際)(指定) 芝1600m (B)
番 | 蝶 | 犬 | 鴉 | 馬名S | 替 騎手 | 斤量 | 枠 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | コスモイグナーツ | *柴田大知 | 56 | 1 | |||
2 | △ | ▲ | デルタバローズ | *大野拓弥 | 56 | 2 | |
3 | ゴールドギア | 武藤雅 | 56 | 2 | |||
4 | ◎ | △ | アイスフィヨルド | *北村宏司 | 56 | 3 | |
5 | △ | ◎ | ○ | カツジ | 松山弘平 | 56 | 3 |
6 | △ | ▲ | カシアス | 浜中俊 | 56 | 4 | |
7 | エントシャイデン | *田中勝春 | 56 | 4 | |||
8 | × | △ | ラムセスバローズ | *内田博幸 | 56 | 5 | |
9 | イサチルルンルン | 国分恭介 | 54 | 5 | |||
10 | ファストアプローチ | *田辺裕信 | 56 | 6 | |||
11 | カイザーメランジェ | *黛弘人 | 56 | 6 | |||
12 | ▲ | × | リョーノテソーロ | 吉田隼人 | 56 | 7 | |
13 | ペイシャルアス | *三浦皇成 | 54 | 7 | |||
14 | ○ | ○ | ◎ | ケイアイノーテック | *戸崎圭太 | 56 | 8 |
15 | △ | △ | △ | アンブロジオ | *石橋脩 | 56 | 8 |
本紙の見解
◎アイスフィヨルド 当週の動きが上々。内枠も引けて流れ一つで。
好調教馬
◎ファストアプローチ
◎カシアス
◎デルタバローズ
- 参考レース①3歳500万下(阪神)(ケイアイノーティック=1着)
- 参考レース②シンザン記念(GⅢ 京都)(カシアス=3着)
- 参考レース③きさらぎ賞(GⅢ 京都)(カツジ=5着)
- 参考レース④クロッカスS(東京 OP)(リョーノテソーロ=1着、アンブロジオ=2着、アイスフィヨルド=4着)