阪急杯予想に役立つ過去データと傾向2014年版
■攻略ポイント
(1)中波乱
距離が1ハロン延長された2006年からの8年間の成績を見ると、1番人気(1-2-2-3)、2番人気(1-1-2-4)という結果であり、1,2番人気の信頼が欠ける傾向にある。しかしながら、勝利数は3勝で4番人気がトップ、連対率は63%で3番人気がトップとなっており、1,2番人気以外の上位人気馬の活躍から、馬連平均は2091円と低め。本命サイドの決着は少ないものの、大荒れということでもなく、中穴狙いがベストだろう。
(2)ステップ
東京新聞杯、シルクロードステークス、阪神Cがメインステップである。どのレースも勝率、連体率はそれほど違いがないが、阪神Cの連対馬の成績に限れば(1-1-2-1)と格段に信頼があがる。阪神Cで好走した馬を中心に馬券を構成することが勝利への近道であろう。前走ではないものの連対したガルボ、直行組では掲示板にのったサンカルロ、ラトルスネークが出走を予定している。
(3)重賞連対馬が好成績
過去8年の3着以内馬24頭中18頭に重賞での連対実績があり、残りの6頭中3頭が重賞での入着歴がある。さらに、残り2頭が重賞初出走で、重賞での実績がない馬は軽視をして良さそうだ。重賞での出走がない馬だけ、穴で一考といった感じだろうか。
(4)前走の着差に注目
前走、重賞で僅差負けをした馬の巻き返しに注意が必要だ。重賞で勝ち馬から0秒2差以内で負けた馬の成績は(3-3-2-6)であり、14頭中8頭が馬券で絡んでいる。一方で前走が僅差勝ちの馬は(1-1-2-5)で、僅差負けの方が信頼がおける結果に。着順ではなく、着差に注目していきたい。
■割引が必要
(1)前走中山組
中山から出走してくる馬は、スプリンターズS、ニューイヤーSに該当する馬であるが、これらの馬は成績が振るわない傾向に。好走しても、コース形態の違いからか、中山から阪神へのコース代わりがマイナスにでるようだ。
(2)馬体中の増減に注目
2013年の勝利馬ロードカナロアは8キロ増であったが、2桁増減の馬は(0-0-2-16)で割引が必要だ。当日の馬体重の気配には要注意である。
人気データ
1番人気 ()
2番人気 (1-2-2-5)
3番人気 (1-1-3-5)
4番人気 (3-4-0-3)
5番人気 (0-2-2-6)
6番人気 (0-0-1-9)
7番人気以下(3-0-3-94)
所属データ
関東(2-1-2-26)
関西(9-8-8-103)
性別データ
牝馬(0-3-2-24)
牡・セン(11-6-8-105)
馬齢データ
4歳 (1-4-5-31)
5歳 (7-2-2-27)
6歳 (1-2-3-41)
7歳上(2-1-0-30)
枠データ
1枠(2-3-1-9)
2枠(3-2-3-8)
3枠(1-0-2-13)
4枠(0-0-0-16)
5枠(1-0-0-15)
6枠(1-0-1-14)
7枠(0-2-0-14)
8枠(1-0-1-14)
脚質データ
逃げ(2-3-0-5)
先行(3-4-3-28)
差し(5-0-3-27)
追込(0-3-4-22)
前走データ
重賞(10-7-9-87)
├シルクロードS(4-1-0-26)
├東京新聞杯(2-1-3-12)
├阪神カップ(2-1-3-7)
├京都牝馬S(0-3-1-8)
└スプリンターズS(0-0-0-4)
OP特別(0-0-0-26)
1600万下(0-1-1-14)