桜花賞予想に役立つ過去データと傾向2014年版
■攻略ポイント
(1)波乱も
1番人気の成績が(3-4-0-3)、2番人気が(3-2-0-5)と優秀であることや、勝ち馬が5番人気以内で決着していることから平穏と
とらえがちだが、人気薄が絡むケースが多々あり、08年は三連単が700万円つくなど大波乱となったケースもある。今年はハ
ープスターが断然の一番人気で出走するため、ヒモ荒れ狙いが馬券構成のポイントになりそうだ。
(2)ステップ
(5-4-4-27)の成績でチューリップ賞が他を圧倒していて、これにつづくのが(2-2-1-10)のフラワーカップ。前者の勝ち馬がハ
ープスターで後者がバウンスシャッセだが、フラワーカップからの出走は本年はナシ。ハープスターの評価を上げざるを得な
い状況に。クイーンカップ組は(0-3-1-10)と勝ち馬はでていないものの、本年は有力馬フォーエバーマークが出走予定で軽視
はできない。ただし、降雪の影響で開催日程に変更が生じていた点を考慮すると、過去のデータに該当するかは疑問。エルフ
ィンステークス組は(1-1-0-2)と出走頭数こそ少ないが成績は安定。ただし、勝ち馬しか過去10年に絡んでおらず、連対資格
があるのはシャイニーガールのみ。直行組ではない点から、割り引く必要はあるのかもしれない。フィリースレビュー組は連
対率が3%と低く軽視が必須。アネモネステークスは連対率0%とまったく信用できない。これら点を考慮して実績、ローテーシ
ョンともにハープスターが最有力だ。気になる点としては阪神JF組から直行してくるレッドリヴェールだが、過去10年で阪神
JFから直行で3着以内にきた馬はいない。そこで割り引く必要はあるかもしれないが、阪神JFも4ヶ月明けの初戦だったし、鉄
砲◎で軽視はできない。
(3)枠順
外枠有利が絶対のレースであり、1枠(0-0-0-14)、2枠(0-0-1-13)、3枠(0-0-0-14)であるのに対して、7枠(1-3-2-15)、8枠(1
-3-1-16)と差は一目瞭然。勝率では5枠5枠(3-0-1-10)がトップで、連対率は4枠(2-3-0-14)でトップとなっており、4枠以降の
枠を中心視すれば良い。ハープスターが内枠に入れば・・・穴党にはうれしいデータとなる。
(4)人気薄なら
08年の大荒れは例外とも言えるデータであまり参考にはならないが、過去5年間で5番人気以下で馬券に絡んだ馬はチューリッ
プ賞組という共通点がある。その点を考慮して、今回はチューリップ賞で好走したのに、人気を落としているような馬の巻き
返しに期待したい。この条件からは◎ブランネージュに注目。チューリップ賞では4着に敗れたものの、次走、君子蘭賞で快
勝した実績を重視したい。ただし、抽選のため出走できないケースもある。
(5)割引要素 先ほどの枠順のところでも触れたが、内枠を軽視するべきである。1枠は迷わずに消すという作戦もアリ。
人気データ
1番人気 (3-4-0-3)
2番人気 (3-2-0-5)
3番人気 (1-1-1-7)
4番人気 (0-1-2-7)
5番人気 (0-0-3-7)
6番人気 (1-0-0-9)
7番人気以下(2-2-4-111)
所属データ
関東(2-2-3-45)
関西(5-5-4-58)
枠データ※コース改修後過去7年
1枠(0-0-0-14)
2枠(0-0-1-13)
3枠(0-0-0-14)
4枠(2-1-0-10)
5枠(3-0-1-10)
6枠(0-0-2-12)
7枠(1-3-2-15)
8枠(1-3-1-16)
脚質データ※コース改修後過去7年
逃げ(0-1-0-6)
先行(2-1-2-20)
差し(3-3-2-54)
追込(2-2-3-24)
前走データ
有力路線
├チューリップ賞(5-2-3-17)
├エルフィンS(1-1-0-2)
├アネモネS(0-0-1-14)
└クイーンC(0-3-1-10)