日本ダービー予想に役立つ過去データと傾向2014年版
■攻略ポイント
(1)比較的堅実な1番人気
1番人気の成績は(6-0-1-3)と信頼度が高く堅実に走っている印象を受ける。勝つか着外かとはっきりした成績であることから一応、1番人気馬を切ることも可能ではある。
覚えておきたい条件として09年の不良馬場を除いて前走でG1.G2を勝っている馬は全て馬券に絡んでいるがあるが、今年の1番人気が予想されるイスラボニータは皐月賞を勝利していることから消しは厳しい模様。
トゥザワールドら、他の有力馬が1番人気に押された場合は面白いだろう。
一方で2番人気は(1-1-0-8)と信頼度に欠け、相手候補としては3番人気(2-1-1-6)の方が良さそうだ。10番人気以下の激走も見られることから、1番人気本線でも、思わぬ高配当がでることもしばしば。
抜けた存在がいる場合においても予想は難解な競走といえる。馬連平均10240円。
(2)ステップ
過去に3着以内に入っているステップは6つあるが、主力は皐月賞組で3着以内30頭中15頭がこのレースから出ている。ただし、全体の好走確立から判断すれば、プリンシパルS組を除いてNHKマイル、青葉賞、京都新聞杯組と大差はないので、どのレースからもチャンスはあるといえる。
ただし、過去10年間で青葉賞、京都新聞杯組からの優勝馬は出ていないので、1着候補としてからは割引が必要だ。
(3)重賞での実績
3着以内30頭中26頭が重賞の勝利馬で、残りの4頭中2頭がG1で2着の経験あり。残った2頭もG2で2着の実績があることから、重賞での好走歴は必須。したがって、G3で2着を取ったことによる賞金加算での参戦馬や、優先出走権を獲得してようやく出れたトライアル3着馬などは割引が必要だ。
(4)キャリア
理想的なキャリアは3着以内21頭が該当する5~6戦で、順調に勝ち進んでいることが重要とされる。一方でキャリア10戦以上のダービー馬も2頭いるが、共通している点としてダービーまでの過去5戦全て4着以内でまとめていることがあげられる。
(5)割引要素
前走G1以外で3着以下の馬は(0-0-0-17)で割引が必要。過去の実績があった場合においても迷わず消してよい。
人気データ
1番人気 (6-0-1-3)
2番人気 (1-1-0-8)
3番人気 (2-1-1-6)
4番人気 (0-1-1-8)
5番人気 (0-4-0-6)
6番人気 (0-0-1-9)
7番人気以下(1-3-6-109)
性別データ
牝馬 (1-0-0-0)
牡・セン(9-10-10-149)
所属データ
[調教師]
関東(1-2-2-48)
関西(9-8-8-100)
地方(0-0-0-1)
枠データ
1枠(5-1-0-14)
2枠(1-0-2-17)
3枠(2-2-0-16)
4枠(0-3-2-15)
5枠(1-1-1-17)
6枠(1-2-0-17)
7枠(0-0-4-26)
8枠(0-1-1-27)
脚質データ
逃げ(0-2-1-7)
先行(4-3-2-26)
差し(4-3-6-74)
追込(2-2-1-42)
前走データ
重賞(10-10-9-130)
├皐月賞(6-4-5-63)
├NHKマイルC(2-1-1-24)
├京都新聞杯(1-2-1-18)
├青葉賞(0-3-2-22)
└桜花賞(1-0-0-0)
OP特別(0-0-1-19)
└プリンシパルS(0-0-1-16)