宝塚記念予想に役立つ過去データと傾向2014年版
■攻略ポイント
(1)1番人気は堅実に
1番人気は(3-3-2-2)と複勝率80%と堅実に走っている。梅雨の時期の開催ということもあり、良馬場での開催が少ないこと、良馬場でも時計がかかるなど純粋に力を出し切れる状態ではないものの地力でカバーしているという印象だ。
逆に時計のかかる馬場が歓迎の口である昨年の覇者ゴールドシップには好条件といえるレースで、天皇賞惨敗も見直し必須。しかし、2番人気は(2-2-1-5)という安定感を誇るものの1番人気とのワンツーフィニッシュは1回だけで、データからは2頭並んでのゴールは考えにくい。
また、3番人気(1-2-3-4)と1番人気馬のワンツーは過去10年1度もなく、堅いものの点数を極端に絞ると外してしまう可能性が高い。しかしながら1~3番人気馬のうち2頭が馬券に絡む確立は80%と高確率なので、上位人気以外はきたとしても1頭とたまに入れておきたい。
一つのポイントは馬場で、重馬場での実績は確認が必要だ。3連単平均45857円。
(2)ステップ
全部で7つのステップレースがあげられるが、最多は9連対を誇る天皇賞春組。
つづいて金鯱賞組だが、開催時期の変更から参考外に。ただ、鳴尾記念が替わりと考えることもでき、昨年の連対からも警戒は必須か。
最も警戒すべきなのは大阪杯組で同じ阪神の内回りコースを利用するため、宝塚に直結しやすい傾向にある。
3着以内30頭中9頭が前々走で大阪杯に出走していた。
またヴィクトリアマイル組は天皇賞に出走しない牝馬としては理想的なローテーションで、ブエナビスタと同様のローテとなる。
(3)4歳馬が圧倒
4歳馬の成績は(6-3-5-32)で連対のほぼ半数を占めると共に、勝率、連対率、複勝率全てにおいてトップの成績を誇る。
昨年も1,3着馬が4歳馬であることからも、人気薄でも警戒は必要。該当馬デニムアンドルビー、フェイムゲーム、メイショウマンボ
(4)ステイゴールド産駒
ステイゴールド自身も宝塚記念で2,3,4,4の成績だったが、産駒の成績は過去5年で(4-0-0-5)と驚異の成績。
該当馬ゴールドシップ
■割引要素
◎8歳以上
8歳の成績は(0-0-0-12)と惨敗でまったく買うことができない。05年1番人気のタップダンスシチーも7着に敗れており、消しで問題ないだろう。
該当馬トーセンジョーダン
人気データ
1番人気 (3-2-2-2)
2番人気 (2-2-1-5)
3番人気 (1-2-3-4)
4番人気 (0-0-1-9)
5番人気 (1-1-0-8)
6番人気 (1-1-1-7)
7番人気以下(2-1-2-84)
馬齢データ
3歳 (0-0-0-3)
4歳 (6-3-5-32)
5歳 (1-5-2-34)
6歳 (2-1-2-21)
7歳 (1-1-1-17)
8歳以上(0-0-0-12)
性別データ
牝馬 (1-2-1-7)
牡・セン(9-8-9-112)
所属データ
関東(1-0-2-26)
関西(9-10-8-89)
地方(0-0-0-4)
枠データ
※2006年京都開催除く
1枠(1-1-3-8)
2枠(0-1-1-13)
3枠(1-1-1-14)
4枠(0-4-1-12)
5枠(0-1-1-15)
6枠(4-0-0-14)
7枠(0-0-1-18)
8枠(3-1-1-15)
脚質データ
逃げ(2-0-0-8)
先行(2-7-4-24)
差し(4-0-4-42)
追込(1-2-1-35)