関屋記念予想に役立つ過去データと傾向2014年版
■攻略ポイント
(1)大きくは荒れない
1番人気(4-3-1-2)と4着以下に敗れたのは10,11年の2回のみ。2番人気は(2-2-0-6)だが、09年以降は3連対と好調で割り引く必要はなさそう。
一方で3番人気は(0-1-3-6)と勝ち馬が出ていない点や3着が多いことが気がかりで、連までとは言い難いのが現状。3着までが限界か。
過去10年で、1,2番人気ともに馬券から外れたケースは1度もないため、過度な穴狙いは禁物。軸はいずれかから。
馬連平均5236円だが、大荒れの06年以外は平穏だ。
(2)ステップ
連対馬20頭の前走は距離、コースともにさまざまで主力といえるステップがないのが実情。
そのなかでも、安田記念だけは(2-1-1-1)と馬券から外れたのは06年に59キロのハンデを背負ったローエングリンのみだ。
斤量が58キロ以下なら複勝率100%と有力視できる。
今年はエキストラエンド、ダノンシャークが出走予定で、前者が安田記念12着、後者が4着で共に京都金杯の勝ち馬。
クラレントも中京記念を挟んではいるものの、2走前の安田記念では10着だった。あくまでも先に述べたデータは直行組のものであるため、クラレントは参考までに。
他には、エプソムカップ組の2連対が目立つ程度。ただ、秋以来と大きく間隔の空いた馬が勝っているケースもあるため、休み明けでも注意は必要だ。
(3)重賞連対かマイルG1好走歴
連対馬20頭中15頭が重賞での連対歴があった。残りの5頭はいずれも2着馬であるが、そのうちの2頭はG1で3着に好走していた。
格より勢いが重視される夏の重賞だが、関屋記念では実績も必須ということになる。
(4)外枠狙い
7,8枠が共に6連対で、7,8枠での決着も2回ある。毎年必ずどちらかの枠は連対している結果に。
また、6枠も4連対を挙げており連対馬20頭中12頭が6~8枠と外枠断然有利の傾向にある。
逆に1枠の連対は昨年の勝ち馬レッドスパーダのみである。
(4)4歳馬が圧倒
4歳馬の成績は(4-3-3-12)で09年以降毎年連対しており、昨年は4歳馬が2頭しか出走していない状況でも2着ジャスタウェイ、3着レオアクティブが入着を果たした。
1,2番人気が4歳馬の場合(3-4-0-0)、3番人気以下の場合は(0-0-3-11)という結果になっており人気の4歳馬がねらい目といえる。
■割引要素
◎中京記念好走馬
前走中京記念組は(0-1-0-15)と成績不振で、13年は1,2着馬ともに2桁着順と惨敗。
前2年の中京記念のタイムが1分35秒1、1分33秒5で、高速決着の関屋記念とは好走に必要な資質が異なっているといえるだろう。
ちなみに今年の中京記念は稍重ということもあって、1分37秒1と時計がかかっていた。
出走予定の前走中京記念組はオリービン、サトノギャラント、ティアップゴールド、ブレイズアトレイル、マジェスティーハーツ、ミッキードリームがいる。
人気データ
1番人気 (4-3-1-2)
2番人気 (2-2-0-6)
3番人気 (0-1-3-6)
4番人気 (2-0-0-8)
5番人気 (0-2-0-8)
6番人気 (1-0-0-9)
7番人気以下(1-2-7-95)
馬齢データ
3歳 (0-0-1-6)
4歳 (3-4-3-11)
5歳 (2-5-1-41)
6歳 (2-0-2-39)
7歳 (3-1-4-24)
8歳以上(0-0-0-13)
性別データ
牝馬 (1-1-1-18)
牡・セン(9-9-10-116)
所属データ
関東(4-6-6-61)
関西(6-4-5-73)
枠データ
1枠(1-0-0-16)
2枠(0-1-2-15)
3枠(1-0-0-17)
4枠(0-0-0-18)
5枠(0-1-5-14)
6枠(0-4-0-16)
7枠(5-1-2-19)
8枠(3-3-2-19)
脚質データ
逃げ(1-0-1-8)
先行(4-3-1-27)
差し(1-3-7-60)
追込(4-4-2-39)
前走データ
重賞(8-8-2-68)
├安田記念(2-1-1-1)
├ダービー卿CT(1-0-1-2)
├中京記念(0-1-0-15)
└七夕賞(0-2-0-9)
OP特別(1-1-8-53)
└米子S(0-0-2-23)
条件戦(1-1-1-11)
前走距離データ
1200m以下(0-0-1-10)
1400m (1-1-3-15)
1600m (3-4-5-63)
1800m (2-3-1-22)
2000m (4-2-1-18)
2200m以上(0-0-0-6)