■攻略ポイント

 

(1)ヒモ荒れの様相

過去10年の1番人気馬は(6-3-0-1)で、連対率は90%。1番人気の信頼度は高い。伏兵馬の優勝は07年のマツリダゴッホだけで、あとの9回は1～4番人気馬が優勝している。2番人気馬(2-0-1-7)、3番人気馬(0-1-2-7)、4番人気馬(1-1-0-8)で、1番人気馬以外の上位人気馬の複勝率は低い。

 

(2)G1実績

過去10年連対馬20頭中15頭は芝2000m以上のG1レースで優勝か、2回以上の連対歴があった。の条件をクリアするのがウインバリアシオン、エイシンフラッシュ、オルフェーヴル、ゴールドシップ、トーセンジョーダン。

 

(3)波乱の激走馬の条件

(2)で取り上げたG1実績に該当しない残りの5頭中4頭に国内G1実績はなかったが、一定の条件では抜群の成績を残していた。

06年2着のポップロックは芝2400m以上(4-1-4-3)の実績、07年1着マツリダゴッホは中山芝(5-1-1-1)の実績、08年2着アドマイヤモナークは芝2400m以上で6勝、12年2着オーシャンブルーは芝2000m以上で6勝していた。距離実績、コース実績が穴馬の条件となる。例外の1頭、03年2着のリンカーンは重賞勝ちこそなかったが、菊花賞2着馬で4番人気に支持されていた。また、この年は12頭立てで、例年よりもメンバーのランクは低かった年だった。

また、3着に飛び込む馬は実績は不問。

 

(4)存在感を増し始める金鯱賞組

以前は宝塚記念の前哨戦的なレースだったが、施行時期が移行になって有馬記念の前哨戦となった。G2レースであるだけに、この金鯱賞組にはこれから注意が必要だ。時期移行後最初の年の昨年はさっそく10番人気のオーシャンブルーが2着に入った。これからは金鯱賞組は軽視できない。

 

(5)外国人騎手

外国人騎手が(4-4-3-18)で複勝率37.9%、関西所属騎手が(4-5-3-45)で複勝率21.1%、関東所属騎手が(2-1-4-48)で複勝率12.7%。馬券を組み立てるには外国人騎手か関西所属騎手からが賢明。

 

(6)同年の京都開催重賞連対馬

過去10年で09年を除いた全ての年で「同年の京都競馬場の重賞レースで連対していた馬」が毎年連対を果たしている。今年はこの条件に当てはまるのはタマモベストプレイのみ。(ユーザー様からのご指摘により訂正いたしました)

 

(7)5走前に重賞勝ち

ちょっとオカルト的なデータではあるが、「5走前に重賞レースで優勝していた馬」がここ5年連続で優勝している。このデータに当てはまるのはゴールドシップのみ。

人気データ

1番人気 (6-3-0-1)

2番人気 (2-0-1-7)

3番人気 (0-1-2-7)

4番人気 (1-1-0-8)

5番人気 (0-1-0-9)

6番人気 (0-1-2-7)

7番人気以下(1-3-5-76)

 

馬齢データ

3歳　(3-4-2-29)

4歳　(6-3-1-22)

5歳　(1-1-4-30)

6歳　(0-0-1-21)

7歳以上(0-2-2-14)

 

性別データ

牝馬　　(1-3-0-9)

牡・セン(9-7-10-107)

 

所属データ

関東(3-0-5-30)

関西(7-10-5-80)

地方(0-0-0-6)

 

枠データ

1枠(2-2-0-11)

2枠(1-0-2-13)

3枠(1-3-1-12)

4枠(0-3-3-13)

5枠(2-1-2-14)

6枠(1-0-1-18)

7枠(1-0-1-18)

8枠(2-1-0-17)

 

脚質データ

逃げ(1-1-0-8)

先行(5-4-5-25)

差し(4-4-3-42)

追込(0-1-2-39)

マクリ(0-0-0-1)

 

前走データ

├ジャパンC(5-3-4-55)

├天皇賞秋(3-0-2-6)

├菊花賞(2-2-1-6)

├エリザベス女王杯(0-2-0-4)

├海外のレース(0-2-0-5)

└金鯱賞(0-1-0-1)

 

上記以外のレース

└0-0-3-39