フェブラリーステークス予想に役立つ過去データと傾向2014年版
■攻略ポイント
(1)二度あることは三度ある?
順当に収まり堅いイメージがあるフェブラリーS。過去10年の1番人気の成績を見れば(6-0-1-3)の好成績でデータ的にも波乱は考えにくいように思われる。しかしながら、12年、13年がともに馬連万馬券と、1番人気の信頼が崩れる結果になってしまった。1番人気のデータは疑う余地がありそうだし、二度あることは三度あるという言葉を信じてみるのも妙味あり。
(2)ステップ
最も好成績をあげているのはジャパンカップダート直行組で、4勝をあげている。しかしながら(4-0-0-4)の成績で、軸馬をここから選ぶことは信頼度に欠けてしまう。なので出走頭数は多いものの、(2-4-2-9)の好成績をあげている川崎記念組を中心とした馬券構成が堅実であろう。
(3)1着馬の条件
過去10年の優勝馬10頭のうち9頭に共通するデータがある。それは前年度のジャパンカップダートに出走し、掲示板圏内(5着以内)に入っていたというものである。抜けた1頭は05年のメイショウボーラーで、初ダートが同年1月であるため、ジャパンカップダートには出走していないのである。この条件は必須条件と捉えて問題ないだろう。
(4)波乱の主役
G1勝利やG1での実績があるのにもかかわらず、近走の成績不振から人気を落としている馬に要注意だ。
⑥番人気以下で馬券に絡んだ9頭は実績があるにもかかわらず、近走の崩れが原因で人気を落としていた馬だった。
出走を予定している最有力馬ホッコータルマエなどから馬券を買う際は、相手の穴で使いたい条件だ。
(5)割引要素
①芝からの転戦馬
13年のカレンブラックヒルが良い例で、過去10年、芝からの転戦馬は馬券に絡んでいない。
②重賞未勝利馬
重賞未勝利の馬は過去10年で馬券対象外であり、OP特別や重賞2着などで賞金を稼いできた馬は消し。
人気データ
1番人気 (6-0-1-3)
2番人気 (0-2-2-6)
3番人気 (2-3-1-4)
4番人気 (0-1-1-8)
5番人気 (0-2-0-8)
6番人気 (1-0-1-8)
7番人気以下(1-2-4-91)
馬齢データ
4歳 (3-4-1-31)
5歳 (5-1-2-18)
6歳 (2-1-4-37)
7歳上(0-4-3-42)
性別データ
牝馬の出走はほとんどなく牡馬中心。
所属データ
関西馬が圧倒で、関東馬は劣勢。
枠データ
1枠(1-1-1-16)
2枠(1-2-1-16)
3枠(0-1-2-17)
4枠(0-2-0-18)
5枠(1-2-2-14)
6枠(2-0-1-17)
7枠(1-2-0-17)
8枠(4-0-3-13)
脚質データ
逃げ(2-0-0-8)
先行(3-5-4-28)
差し(4-2-6-49)
追込(1-3-0-42)
前走データ
├JCダート (4-0-0-4)
├川崎記念 (2-4-2-9)
├東京大賞典(0-4-4-7)
├根岸S (2-1-3-51)
└東海S (1-0-0-2)
OP特別(0-0-0-6)
1600万下(0-1-0-0)