中山記念予想に役立つ過去データと傾向2014年版
■攻略ポイント
(1)上位人気を信頼
過去10年のデータは、1番人気 (3-1-1-5)、2番人気 (2-1-1-5)、3番人気 (1-3-1-5)と上位人気が好成績を残していることが明らかであり、10年中5回が1~4番人気の決着となっている。馬連平均は3927円とやや高めに見えるが、これは2010年に不良馬場などの要因から荒れ、万馬券がでたことが大きな要因で、基本的には本命サイドの決着を想定した馬券構成を考えるべきだといえる。過度な穴狙いは禁物だ。
(2)ステップ
従来のイメージであれば、東京新聞杯組が重要なステップと考えられるが、近年はあまり成績が振るわず、違った傾向がうかがえる。前走G1出走組は過去10年で8連対と好成績で、マイルCS、有馬記念組は注意が必要だ。2013年は前走、有馬記念が2頭出走して1,2着の成績を残している。今回は、カレンミロティックが有馬からの出走予定だ。
(3)リピーターに要注意
昔から何度も好走する馬が多いことで知られている中山記念。過去10年でみても、バランスオブゲーム、カンパニーが連覇を達成しており、リピーターに注目する必要がありそうだ。今回は2013年に1,2着となった、ナカヤマナイト、ダイワファルコンが出走を予定しているが、この2頭の人気はそれほどでないであろうメンバー構成なので、狙って十分な妙味がある。穴で一考。
(4)開幕週
毎年2回中山の開幕週に開催されることが多い本レースは、良馬場で傷みの少ない馬場で行われることから先行馬有利のレースだといえる。過去10年の3着以内30頭中16頭は4コーナーを3番手以内で回っていた。また、内枠でロスなく進むことができる差し馬の活躍も目立つ。
■割引要素
◎重賞で連対実績ナシ
過去10年3着以内の30頭中27頭が重賞連対実績をもっており、該当しなかった3頭は、不良馬場で激走した2010年の3頭のみであった。別定のG2だけに実績が非常に重要となる。連対実績のない馬は消しで。
人気データ
1番人気 (3-1-1-5)
2番人気 (2-1-2-5)
3番人気 (1-3-1-5)
4番人気 (1-2-2-5)
5番人気 (0-0-2-8)
6番人気 (2-0-0-8)
7番人気以下(1-3-2-70)
所属データ
関東(7-3-5-64)
関西(3-7-5-42)
馬齢データ
4歳 (2-1-2-19)
5歳 (2-2-4-23)
6歳 (2-6-1-26)
7歳上(4-1-3-38)
性別データ
牝馬(0-0-1-2)
牡・セン(10-10-9-104)
枠データ
1枠(2-3-0-8)
2枠(2-1-2-10)
3枠(1-2-1-12)
4枠(1-0-1-13)
5枠(1-2-2-13)
6枠(0-1-2-16)
7枠(2-0-0-18)
8枠(1-1-2-16)
脚質データ
逃げ(2-2-2-5)
先行(4-3-4-20)
差し(4-0-1-46)
追込(0-5-3-35)
前走データ
重賞(9-10-8-80)
├有馬記念(2-1-0-2)
├マイルCS(2-1-0-1)
├東京新聞杯(1-2-1-16)
├中山金杯(1-0-1-14)
├京都金杯(0-2-1-3)
├アメリカJCC(0-1-1-12)
├小倉大賞典(0-1-0-14)
└天皇賞秋(0-1-0-1)
OP特別(1-0-1-20)
└白富士S(1-0-0-14)