皐月賞予想に役立つ過去データと傾向2014年版
■攻略ポイント
(1)波乱傾向も
13年は①②③番人気できまったレアなケースでここまで堅実な結果は基本的にないと考えて良い。1番人気は(3-2-1-4)とま
ずまずの成績だが、2番人気(0-2-2-6)、3番人気(1-0-3-6)と上位人気の信頼度が低く、人気からの予想は厳しいものがある
。馬連平均も14588円と高くなっている。ただ、気になる点としては10年以降は比較的平穏に決着していることがあげられる
。この近年の傾向が今年も当てはまるのか、はたまた荒れるのか、見極めが難しい。
(2)ステップ
人気での判断が難しいのなら、ステップレースで判断を。
(5-2-1-47)の成績でスプリングS組が最有力。それに(3-4-5-32)で弥生賞組が続く。勝率においては前者、連対率・複勝率に
ついては後者が上回る。スプリングSからはロサギガンティア、アジアンエクスプレス、ベルキャニオンらが出走を予定して
いる。弥生賞からはトゥザワールド、ワンアンドオンリーらが出走予定。これに続くのが若葉Sで(1-4-1-18)と連対率ならこ
の組が一番。アドマイヤデウス、ウインフルブルームらが出走予定だ。そして、共同通信杯が(1-2-0-6)、京成杯が(0-0-
1-3)と馬券に絡んでいる馬がでているステップはこの5つのみ。人気がでるであろうトーセンスターダムが出走したきさらぎ
賞からは過去10年馬券にからんだことはない。
(3)枠順
小回りフルゲートとなると普通に考えれば狙いたいのは1枠。しかし、広いコースで行われた東京開催を除けば、7枠8枠が6
勝2着3回の成績に対して、1枠2枠は2着3回のみと、外枠のほうが優勢という結果になっている。通常のセオリーとは異なる
結果となっているわけだが、フロックではない。開催最終週ということを考慮すれば必然と外差の傾向が強まっているとい
う理論が導き出せるからである。
(4)☆波乱の展開なら
①若葉ステークス組(1-4-1-18)3着以内に絡んだ馬の人気は⑫②⑦⑧⑥②番人気で人気薄が絡んでいる傾向がある。連対率は
先ほども述べたが、最も高いステップレース。しかしながら、前走が1着でない馬は軽視される傾向があり、実力はあるにも
かかわらず、人気を落とすパターンが多い。②弥生賞、スプリングS組の人気薄。ともに6番人気以下で皐月賞に絡んだ馬は
、前走で人気以上の走りをしたにもかかわらず、人気が落ちるというパターンが多いのだが、巻き返しというわけではなく単純に
前走があまり評価されないというケース。たとえ人気がなくても、成長分などを考慮して、ステップレースで人気以
上に走ってきた馬を軽視することは避けるべきである。
(5)割引要素
キングカメハメハ産駒は13年に4頭出走したが、コディーノが唯一の3着で通算成績が(0-0-1-9)と不調。父もこのレースを回
避して変則2冠を達成したことを考慮すると、相性が良くない可能性はある。人気馬トゥザワールドがこれに該当することか
ら穴で一考といったとこだろうか。
人気データ
1番人気 (3-2-1-4)
2番人気 (0-2-2-6)
3番人気 (1-0-3-6)
4番人気 (2-0-1-7)
5番人気 (0-0-0-10)
6番人気 (1-2-1-6)
7番人気以下(3-4-2-111)
所属データ
関東(2-2-2-51)
関西(7-6-7-84)
枠データ※コース改修後過去7年
1枠(0-2-1-15)
2枠(0-1-0-17)
3枠(2-0-2-14)
4枠(1-0-1-16)
5枠(0-3-1-14)
6枠(0-0-2-16)
7枠(4-1-1-21)
8枠(2-2-1-22)
脚質データ
逃げ(2-0-1-7)
先行(2-2-1-25)
差し(5-4-6-62)
追込(0-3-1-41)
前走データ
重賞(9-6-9-121)
├スプリングS(5-2-1-47)
├弥生賞(3-4-5-32)
├共同通信杯(1-0-2-6)
├京成杯(0-0-1-3)
├毎日杯(0-0-0-13)
├アーリントンC(0-0-0-8)
├きさらぎ賞(0-0-0-8)
└シンザン記念(0-0-0-2)
OP特別(1-4-1-25)
├若葉S(1-4-1-18)
└すみれS(0-0-0-4)