読売マイラーズC予想に役立つ過去データと傾向2014年版
■攻略ポイント
(1)見限りは早いか
12年から舞台が阪神から京都に変わった本レース。過去10年のデータを下に傾向を導きだすが、京都の平坦コースへの変更が傾向の変化に大きく関与している可能性は高い。過去2年での傾向では昨年の大荒れを含むので馬連平均が8220円。荒れる傾向は過去10年でみても高いが、今年も同様のケースだと割り切るのはまだ早いような気もする。1番人気の成績は(3-1-1-5)であるが過去4年の連対はない。また2番人気も(0-2-0-8)とまったく信用ができない。むしろ、3番人気が(4-1-2-3)と活躍している状況で、人気での判断はしがたい状況にある。
(2)ステップ
中山記念組が(4-2-1-12)で馬券に絡まなかった年は1頭しか出走しなかった13年のみ。軸を出すならこのステップで問題はなさそうだ。しかしながら今年は中山記念組の出走はなさそうで、軸が絞れない。ならば、そもそも出走馬が1頭しかいなかった13年、そして京都に変更された12年を中心に考えていこう。12年2,3着に絡んだのは(0-1-3-5)と東京新聞杯組。過去10年のデータではあるものの、京都に変更された12年に2頭も3着に絡んでいる点を考えると新たな有力ステップになったと考えることもできる。続いて13年だが六甲Sと京都金杯に注目したい。六甲Sは(0-2-0-6)の成績ではあるが京都変わり2年目で過去2頭しかいない連対馬が出ている点を評価したい。また京都金杯からの直行データは少ないものの、素直に同舞台、同距離を支持するべきではないだろうか。
■割引が必要
×前走1400m以下は軽視
前走1400m以下は(0-0-1-19)で3着に1頭が入ったのみで軽視が必須。逆に1800mの成績が(6-4-2-20)と最も良い成績を残しているが、中山記念が1800mで行われるレースなので妥当な数字であることや、阪神の坂があるタフなコースで、1800m以上の実績が求められていたケースも考えられる。平坦な京都コースで今後どのように変化していくのかはしっかりとチェックしたいところだ。
人気データ
1番人気 (3-1-1-5)
2番人気 (0-2-0-8)
3番人気 (4-1-2-3)
4番人気 (0-0-2-8)
5番人気 (1-0-2-7)
6番人気 (0-2-0-8)
7番人気以下(2-4-3-79)
所属データ
関東(2-3-3-27)
関西(8-7-7-89)
性別データ
牝馬(0-3-1-9)
牡・セン(10-7-9-109)
前走データ
重賞(9-8-8-84)
├中山記念(4-2-1-12)
├香港マイル(2-0-0-1)
├フェブラリーS(1-0-0-3)
├東京新聞杯(0-1-3-5)
├ダービー卿CT(0-1-0-21)
└高松宮記念(0-0-1-9)
OP特別(1-2-2-24)
├大阪城S(1-0-0-3)
└六甲S(0-2-0-6)
前走距離データ
1400m以下(0-0-1-19)
1600m (3-5-6-60)
1800m (6-4-2-20)
2000m以上(1-1-1-17)