■攻略ポイント

 

(1)中波乱

1番人気～3番人気馬が揃って連対を外したことは一度もない。過去10年中7回は1番人気～6番人気馬で決まっている。3連単となると3着に穴人気の馬が飛び込むことが多く、3連単の平均配当は380,848円と一気に跳ね上がる。但し、06年の263万馬券を除けば、98,758円とそこそこの金額に落ち着く。馬連、馬単は人気馬から狙えるが、3連馬券は穴馬にも要注意が必要だ。

 

(2)ステップレース

ステップレースはほぼ絞れる。まず圧倒的強さを誇るのがセントウルステークス組だ。過去馬券になった30頭中13頭は前走がセントウルステークス組。この13頭で前走掲示板を外していたのが大波乱となった06年のメイショウポーラーのみ。セントウルステークス組は5着以内であることが消しのボーダーライン。

次に重要なステップレースはキーンランドカップ組で、この組は6頭が馬券に絡んでいる。この6頭中5頭は前走3着以内で、例外の１頭は昨年のキーンランドカップで7着からの巻き返しで本番3着に入ったドリームバレンチノ。

次に馬券に絡んでいるのが北九州記念組で3頭。この組は9着・１着・6着で、2頭は惨敗からの巻き返しだった。

上記の3レースが重要なステップレースとなり、22頭が該当する。他には安田記念2頭、外国レース2頭、アイビスサマーダッシュ1頭、高松宮記念1頭、京王杯AH1頭、オーブン1頭となる。

 

(3)牝馬が優勢

過去10年で牝馬は(3-3-2-33)。、これに対して牡馬は(4-7-7-78)、セン馬(3-0-1-17)。セン馬が馬券に絡んだ4頭は全て外国馬。牡馬、牝馬に限れば、出走頭数から見ると牝馬が優勢。

 

(4)重賞実績

過去10年の連対馬20頭から外国馬を除いた17頭中14頭には重賞2勝以上で、なおかつひとつは1200m以下の重賞で優勝の実績があった。これはほぼ連対の必須条件といえる。

 

(5)穴馬は内枠から

過去10年で9番人気以下で3着に入ったのは5頭。この5頭は全て2番～7番枠だった。3連馬券で穴馬を入れるなら内枠からが買い。

 

(6)関西馬が圧倒

関東馬の成績は(0-2-2-44)。2回の2着はいずれもキンシャサノキセキで、このうちの1回は降着により繰り上げで2着に入ったものだった。

 

■買ってはいけない

 

(1)4番人気馬

4番人気馬は過去(0-0-0-10)の成績。

人気データ

1番人気 (3-3-0-4)

2番人気 (1-4-1-4)

3番人気 (2-1-1-6)

4番人気 (0-0-0-10)

5番人気 (2-0-1-7)

6番人気 (1-0-1-8)

7番人気以下(1-2-6-89)

 

馬齢データ

3歳　(1-0-1-10)

4歳　(4-1-4-15)

5歳　(1-7-3-38)

6歳　(2-1-2-33)

7歳以上(2-1-0-32)

 

性別データ

牝馬　　(3-3-2-33)

牡・セン(7-7-8-95)

 

所属データ

関東(0-2-2-44)

関西(7-8-7-70)

地方(3-0-1-14)

 

枠データ

1枠(0-1-2-16)

2枠(0-3-2-15)

3枠(1-1-0-18)

4枠(2-0-0-18)

5枠(2-1-0-17)

6枠(0-1-3-16)

7枠(4-2-3-10)

8枠(1-1-0-18)

 

脚質データ

逃げ(4-0-0-6)

先行(3-5-3-24)

差し(2-3-3-61)

追込(1-2-4-37)

 

前走データ

セントウルS(4-5-4-45)

キーンランドC(1-3-2-19)

北九州記念(2-0-1-4)

安田記念(1-0-1-5)

アイビスSD(1-0-0-8)

函館スプリントS(0-0-0-8)

高松宮記念(0-1-0-5)

CBC賞(0-0-0-1)

OP特別・条件戦(0-0-0-14)