■攻略ポイント

 

(1)近年は荒れ気配

馬連万馬券が過去10年で2回。この2回が10年と11年に出ている。昨年こそ馬連2520円だったが、「あまり荒れないレース」として定着していた同レースも近年は荒れ傾向か。1番人気馬は(4-3-0-3)で、連対率・複勝率70%は及第点。しかし2番人気馬(0-1-2-7)、3番人気馬(1-1-0-8)で、まったく信頼はおけない。

 

(2)ステップ

好成績はスプリンターズステークス組の(2-1-1-5)だが、好走はG1連対実績のある5歳以下の馬に限られる。今回、前走スプリンターズS組はサクラゴスペルのみで、同馬はG1連対実績がなく、信頼には乏しい。

次に主力ステップは天皇賞秋組で(5-2-1-20)だが、今回は天皇賞秋組の出走はない。

出走頭数が少ないながらも健闘しているのが毎日王冠組(0-3-0-5)と府中牝馬ステークス組(1-0-1-6)。現時点の登録馬は毎日王冠組がクラレントとダークシャドウ、府中牝馬ステークス組がドナウブルーとマイネイサベル。これらの馬は頭に入れておきたい。

出走頭数が多いわりにイマイチなのが富士ステークス組(1-2-0-44)とスワンステークス組(1-2-3-34)。しかし富士ステークス組で馬券に絡んだ3頭は全て近年で、このあたりが近年馬券が荒れる要因か・・・。

 

(3)外国人騎手は人気馬のみ買い

この時期から外国人騎手が多く騎乗し始めるが、外国人騎手の成績は(1-3-3-24)。このうち外国人騎手が1番～5番人気馬に騎乗した場合は(1-3-3-7)、それ以下の人気馬だと(0-0-0-17)。外国人騎手騎乗馬の取捨は人気を見極めるべき。

 

(4)安田記念出走馬

同年の安田記念出走馬は(6-5-4-50)で、馬券に絡んだ半数は安田記念に出走した馬。03年、11年以外は最低1頭は馬券に絡んでいるので、これは絶対に無視できない。昨年の覇者サダムパテックは安田記念で9着に敗れていての巻き返しが示すように、安田記念の着順は不問のようだ(但し、サダムパテックは安田記念で1番人気に支持されていた)。

 

(5)優勝馬の条件はこれ

04年以降、昨年までの優勝馬は「前々走が毎日王冠か春のG1だった」馬が9年連続で優勝している。この条件に当てはまるのが、現時点の登録馬のうちガルボ、サダムパテック、ダークシャドウ、ダイワマッジョーレ、トーセンラー、マイネイサベルの6頭。果たしてこの中から今年は優勝馬が出るのか。

 

■買ってはいけない

 

(1)堀厩舎馬

関東のエース厩舎の堀厩舎だが、このレースでの相性は悪く、これまでの成績は(0-0-0-8)。昨年は安田記念馬2頭を含む3頭だしで、ルメール、ムーア、福永の名騎手達が騎乗したが掲示板に載るのがやっとだった。今年は同厩舎からはダークシャドウが出走するが、果たして・・・・。

 

 

人気データ

1番人気 (4-3-0-3)

2番人気 (0-1-2-7)

3番人気 (1-1-0-8)

4番人気 (2-3-1-4)

5番人気 (2-0-3-5)

6番人気 (0-0-1-9)

7番人気以下(1-2-3-111)

 

馬齢データ

3歳　(0-1-3-32)

4歳　(4-6-3-27)

5歳　(4-3-3-40)

6歳　(1-0-1-29)

7歳以上(1-0-0-19)

 

性別データ

牝馬　　(1-3-4-24)

牡・セン(9-7-6-123)

 

所属データ

関東(2-5-2-55)

関西(8-5-6-83)

外国(0-0-2-9)

 

枠データ

1枠(1-1-2-16)

2枠(1-0-1-18)

3枠(2-0-0-18)

4枠(3-4-1-12)

5枠(1-0-0-19)

6枠(1-1-1-17)

7枠(1-1-3-24)

8枠(0-3-2-23)

 

脚質データ

逃げ(0-1-1-8)

先行(3-2-0-32)

差し(5-5-6-62)

追込(2-2-3-45)

 

前走データ

重賞(10-10-9-139)

├天皇賞秋(5-2-1-20)

├富士S(1-2-0-44)

├スワンS(1-2-3-34)

├秋華賞(0-0-1-5)

├安田記念(0-0-0-4)

├毎日王冠(0-3-0-5)

├府中牝馬S(1-0-0-5)

└スプリンターズS(2-1-1-5)

 

OP特別/1600万下(0-0-1-8)