2022年G1始動戦、フェブラリーステークス
(※昨年の勝ち馬カフェファラオ)
今週、日曜の東京で行われるメインレースはフェアリーステークス。
フェアリーステークス的中のヒントを探るべく栗東トレセンで取材を実施。有力馬の情報をお伝えする。
レッドルゼル
レッドルゼルは前走のJBCスプリントを内から鋭く伸びて完勝。
当日の金沢競馬の馬場傾向は内が重く、内から2頭分は不利な馬場状態だった。JBCクラシックで勝利した金沢の名手、吉原騎手も馬場について言及しており確かな情報だ。
そんな中、2着に0.6差の完勝というパフォーマンスは調教師も話している通り、昨年からパワーアップしていることの裏付けになる。
今年は根岸ステークスを使わなかったが、使えばハンデは見込まれて59キロを背負う可能性もあったわけで無理に使う必要はなかった。
川田騎手は1,600mは長いと明確にコメントしているが、パワーアップした今なら1ハロンの延長もこなせる余地は十分。
ここを勝利してドバイへ向かうローテーション。まずはJRA G1勝利を目指す。
辻の今週の注目レース
今週、注目したいのは土曜日の小倉4R ゼンノインヴォーク
まだ余力のある手応えでラスト1Fは11秒4。馬体を大きく見せて、脚捌きも力強い。立て直した効果が見込める。