4日の小倉競馬は1Rで武豊騎手が4,400勝を決めてセレモニーが行われたが、最終レース後にも福永騎手ラスト小倉騎乗ということでセレモニーが行われたセレモニーDAY。武豊騎手のセレモニーには落馬負傷で騎乗できていない池添騎手がわざわざ駆けつけてプラカードを持つという粋な計らいで達成を祝った。レジェンドへの敬意と日頃のお礼をしっかりと態度で示す。競馬村で生き抜く処世術たるものなのかもしれない。
さて、前置きは長くなったが、小倉ラストセレモニーを終えた福永騎手が日曜に騎乗するのは東京新聞杯。ジャスティンカフェに騎乗する。
ジャスティンカフェはここを叩いてG1安田記念へ向かう予定だが、前哨戦へ継続騎乗できない福永騎手を選択。馬主からすれば本来はG1を意識して騎手を選びたいところだが、理解してもらえた。
安田翔伍厩舎といえば、インディチャンプ。福永騎手が主戦を務めた馬で安田記念を勝利している。ジャスティンカフェは引退前のお礼、お膳立てとしてしっかりと仕上げられた。前走は直線でバテた先行馬を捌けず、スムーズなら上位入着できていたであろう内容でノーカウントの競馬。東京新聞杯は馬場的には内、先行有利で後方からの勝負だと厳しい印象はあるが、馬場をしっかりと読み切る福永騎手の手綱さばきに期待したい。