先週の芝コースでのレースで馬券に絡んだ30頭中、4コーナーで2桁番から馬券に絡んだ馬は2頭のみと圧倒的に先行馬有利の傾向で内の経済コースを通った馬の好走が目立っていました。
開幕週に加え、凍結防止のために散水ができないことで通常の東京開催の芝コースよりも軽い状態です。もちろん同時期に東京開催が行われているので、2022年、2021年も馬場は軽い状態に変わりはありませんでした。
しかし、2022,2021年は外枠の差し馬の好走が目立っていましたし、実際に東京新聞杯では4コーナー2桁番手の馬が連対していました。
東京新聞杯の過去10年のデータからは中団から差してきた馬が6勝と差し馬優勢に見えます。しかし、ここまで顕著にイン、先行有利の傾向がでている今年は、そのデータを鵜呑みにするのは危険なのではないでしょうか?
当然、枠順を見てから最終的な結論を出すことにはなりますが、現状、注目しているのはプレサージュリフト。
前走はこれまでの脚質と異なり先行して4番手からの競馬。粘って3着の着順ですが、逃げ、先行2,3番手の馬は 16,14,15着に大敗しており先行馬には苦しい流れだったと言えます。その中での粘りは評価できるでしょう。
そもそもプレサージュリフトは東京の新馬戦で33.3の脚を使って快勝。2歳牝馬では破格の数字でしたし、その日の古馬OPも含めた全馬の中でも上がり最速という素質の高さをデビュー時から示していました。その後、クイーンカップを連勝、オークスでも5着に好走しているように東京コースは歓迎のクチ。先行有利の馬場を生かせればおのずと結果はついてくるはずです。