フェブラリーステークスの1番人気はレモンポップ。ダートでは連対率100%で底を見せておらず、G1の舞台でも支持されている。
1,600m戦の前々走、武蔵野ステークスでは2着。前走の根岸ステークスもラスト1ハロンは失速ラップで距離不安があることは否めないが、武蔵野ステークス負けたギルテッドミラーは引退、根岸ステークスの3着馬も出走しないとなれば、単純な戦績比較では勝ち切れそうで勝負付けは済んでいるともとれる。
しかし、フェブラリーステークスには2頭、勝負付けが済んでいない馬がいる。それは外国馬のシャールズスパイトと地方馬スピーディーキックだ。
シャールズスパイトの前走は芝1,600mのG1BCマイルで2着。勝ち馬はBCジュベナイルターフ、フランス200ギニー、ウッドバインマイル、BCマイルとG1 4勝馬でかなりの実績馬。これの2着は素直に評価できる。
また、4走前のダート1,600m戦サルヴァトールマイルは3着に敗れたが、2着馬はドバイワールドカップで2着になっているダート界のTOPホースでこれも高い能力の裏付けとなる。
スピーディーキックは目下、地方重賞3連勝中でダート1,600m戦は3戦3勝。いずれも2着に0秒4差以上つける完勝の内容。牝馬のフェブラリーステークス勝利は96年のホクトベガ以来でていないが、例年以上に手薄と見られるメンバー構成だけに狙ってみたい。
終い甘くなるレモンポップを交わす候補として上記2頭から馬単で勝負したい。