前走中山マイルでのラスト200mを
10.9という歴史的ラップで
駆け抜けたモーリス。
今回の走りはその歴史的ラップに
恥じない素晴らしい走りだった。
スタートも危なげなくスムーズに運べ、
先行策でのねじ伏せる形であった。
あの究極の末脚に期待する方も多かっただろうが、
ヴァンセンヌのメンバー中最速の33.7を
凌ぎ切ったと考えれば、
ラスト1Fのラップがガクッと落ちる
府中マイルにおいて
この勝利は着差以上に
他馬を圧倒した勝利であった。
今後はモーリスを軸に
マイル界がまわると考えても良いだろう。
2着のヴァンセンヌは
末脚勝負に賭けた感じを考えると
マイルCS向きだろうというのは読める。
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●コラム担当 ガガガ競馬専属予想家N氏
中央から地方競馬まで広く精通している情報通。
競走馬のレースラップや馬場に着目し、最も期待値の高い馬に印を打つ。
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