新潟2歳ステークスは近年、ジャスタウェイ、ハープスター、イスラボニータを輩出し
注目度は上がった2歳戦となったが、今年も大物が表れた。
そう、ロードクエストだ。
馬なりで4馬身差の快勝で、しかも逃げたのではなく、最後方から他馬は嫌う内を通り抜け出したのだから相当強い。
直線で田辺騎手がムチを取り出した時には、完全に抜け出しており、進路を変えるだけだった。
他馬が嫌う馬場の悪い内から上がり32秒の脚を使えたことは能力が高いことの何よりの証明となる。
過去、上がり32秒台の脚を使ったのは
シンメイフジ、モンストール、ジャスタウェイ、ハープスター、ロードクエストの5頭。
タフな稍重だった馬場状態を考えると、期待が高まる一方だ。
父マツリダゴッホは4歳暮れに有馬を勝ってから本格化を迎えた馬で、
早熟とはいえず、成長がみこめる血統だけに今後も目が離せない。