2023年の桜花賞の予想をする上で重要なポイントはチューリップ賞が本番に直結する内容だったのか?ということ。
昨年のナミュールをはじめ、上位人気に支持されて桜花賞で裏切るタイプは差し、追い込み馬が多くなっています。
今年のチューリップ賞は先行した馬が上位を独占するレースで、前が有利な内容でした。
1番人気に支持されたドゥーラは後ろからの競馬で直線でインを選択すると、詰まるわ、挟まれるわで酷い内容のレースで惨敗。
これは目をつぶれる内容だと思います。
今年は例年以上にチューリップ賞上位組が信頼できるとの見立てもありますが、あえて私はドゥーラの巻き返しに期待したいです。
新馬戦は出負けしたものの、上り最速で4着。続く未勝利戦は後のホープフルステークスの勝ち馬ドゥラエレーデに完勝。
札幌2歳ステークスでは新馬戦で負けたドゥアイズを破り重賞初制覇を飾ります。続いて年末の阪神ジュベナイルフィリーズでは16番枠から出遅れ。上り最速の脚を使って6着の内容でした。
戦ってきた相手のレベルは低くなく、出遅れによる致命的な不利、戸崎騎手のミスと2戦続いたことで人気を大きく落としていますが、戸崎騎手も二度目ということもあり今回は巻き返しに期待できる一戦と見ます。ここまで人気を落としているならねらい目ではないでしょうか?
実際に過去10年の桜花賞のデータを見ていくと、7,8番人気馬券に絡んだ馬の7頭中3頭が前走の重賞で1番人気に支持されていたというものがあり、これにドゥーラが該当します。素質は評価されていたのに、不利などで着順を落としたことで人気が落ちている馬を狙うのがポイントのようです。
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