今週はG1大阪杯。有力なG1馬がドバイへ参戦することで手薄になりがちなG1。そんなこともあり、他G1では通用しないワンパンチ足りない馬が活躍する傾向にあります。今回は今年の大阪杯で激走できそうな2頭を紹介していきます。
ダノンザキッド
ダノンザキッドの特徴は相手なりに走れるということです。
しかも、相手がつよい方が好走する傾向にあって、G1だと(1-2-1-2)と好走率が高く、G2~G3だと(1-0-3-3)とその差は歴然です。
左回りだと手前が変わらない走法で、右回りの方があっている点も強調できます。
右回りのG1だと1,15,3,2,2着で複勝率は80%になります。
ノースブリッジ
大阪杯は上り3ハロンがかかる傾向にあり、3ハロン平均は35秒ほど。
高速あがりが不得意な馬の巻き返し、思わぬ激走に期待ができます。
ノースブリッジの近7走の上り3ハロンに注目すると、下記成績になります。
上り34.5秒以上は(4-0-0-0)
上り34.4以下は(0-0-0-3)
※11,5,12着
明らかに時計のかかる上りで好走している傾向にあり、この舞台設定には向いています。
また、血統的な話をするとモーリス産駒は晩成傾向にあります。
各年齢の単勝回収率を見てみると、
2歳 79%
3歳 85%
4歳 132%
5歳 146%
このように年齢を重ねるごとに回収率が上がっていきます。
前走のAJCCのパフォーマンスからは成長を感じますし、充実期を迎えた可能性は十分です。