今年の小倉記念は開幕週。先行、内枠有利の傾向は避けられず基本は前々で競馬できるタイプを狙うべきだろう。
まずは、上位人気馬を深堀していこう。
マリアエレーナは前走、番手で運んで失速と牡馬相手で健闘したともとれるが時計的な評価は難しい。小倉コースは2戦2勝で舞台適性はあるだけに消しは難しいが、鉄板級という1番人気ではないと考えた方が良いか。
2番人気に支持されそうなエヒト。後方からの脚質だが、チャレンジカップでは6番手の中団から進めたように前づけもできないわけではない。また、鞍上の川田騎手は、昨年の夏の小倉開催に限定して成績を見ると複勝率は驚異の75%。この時期、この競馬場を熟知している騎手だけに大幅な割引は難しいか。
続いて、ククナ。前走は体調の良さもあったが、機動力を生かした競馬で結果を残した。前走の時計の評価は直近2年では最も高いスピード指数で体調が良かった裏付けはしっかりと出ている。この馬は夏場に調子を上げる傾向にありそうで、7~8月の成績に限れば(1-1-2-0)と複勝率100%の成績。軸として最も信頼できるのではないだろうか。
今回のメンバーから、大波乱?までは期待薄だが、マリアエレーナ、エヒトのいずれかが欠ける可能性は十分にあると考えている。
しかし、台頭する伏兵候補も選定が難しく、、、3番人気でも軸でククナから馬券を広げていきたい。
上位3頭以外で馬券圏内候補としては、カレンルシェルブル、テーオーシリウス、ゴールドエクリプス、ワンダフルタウン、アップデート、レヴェッツァ。スピード指数だけでいえば、カテドラル、ザイツィンガー、ヴァンケドミンゴも考えられるが、過去10年のデータで7歳以上の馬は(1-0-1-28)の成績。2頭の馬券圏内がいるが、これはスローペースになった16年の好走で、開幕週で時計がでる馬場を考えれば高速馬場に高齢馬が対応するのは難しいと考えた方が良さそうだ。
馬連 10-1.2.3.4.7.11.13.15へ手広く。三連単は 3.4-1.2.3.4.7.11.13.15-10、1.2.7.13-3.4-10のククナの3着付けの三連単で勝負したい。
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