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栗東トレセン探訪録

【関屋記念】ここに来て本格化!中京記念の逃げ切りもフロックではない

中京記念を逃げ切ったセルバーグは前走8番人気の低評価ながら見事に逃げ切った。
決して、ペースに恵まれたわけではなくラストは突き放している内容からフロックではないように思える。馬場も悪い中、長くいい脚を使えるセルバーグの持続力が生かされた。

昨年は1,000mの通過タイムが60秒3とドスローの展開だったため参考外だが、17~21年の5回の傾向を参考にすると、前後半の4ハロンはほぼフラットで末脚の持続力が求められることがわかる。脚質的には逃げ~後方まで分散しており、脚質の偏りはない。

道中のタメが効かない中で終いの脚を求められるので血統的には中長距離の適性が求められるが、セルバーグはロベルト系×サンデー系の血統構成で中長距離型、こなせる余地は十分にあり血統的にも問題はなさそうだ。自分の形に持ち込めればチャンスはある。

サマーマイルシリーズでポイント首位に立っており、陣営もチャンピオンを狙うべく調整に工夫をして臨むとのこと。
イレ込み癖があるだけに前日輸送はマイナスで当日の気配には注意しておきたい。

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  • この記事を書いた人

栗東担当 辻

ガガガ競馬の栗東取材担当。 競馬を見はじめ、四半世紀・・・気づけばアラフィフトラックマンに。 長年の競馬で養われた感性を武器に、最適解を導き出す。 最近の悩みは娘が口をきいてくれないこと。

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