先週の当コラムでは東京の馬場は先行、内枠が有利として枠順決定前にプレサージュリフトを推奨しました。
大外枠からの競馬で京都金杯ほど先行するのは難しかったが、中団8番手からの競馬で3着に好走した。先週の東京開催は引き続き先行馬が有利の傾向で、2月4,5日の芝のレースで馬券に絡んだ33頭中、4コーナーで10番手以下から馬券に絡んだ馬はわずか2頭だけでした。
極端に後ろから運ぶと間に合わず、連対馬22頭中17頭が4コーナーで6番手以内で周ってきていました。(※5番手以内でくくると15頭が該当します。)
そこで今週も、先行馬有利で予想を組み立てていきたいところです。さらに今週は積雪の影響をもろに受けそうな土曜競馬。この記事を書いている段階では雨に変わっているようですが、当然気温の上がらない2月は馬場が凍結、溶けても不良は避けられないと思います。こうなるとより先行有利の傾向は強くなるはずです。
今回、本命に指名するのはドゥアイズ。前走はスタートでもっさりとしたところがあり出負けしており、今回の馬場状態を考えると出遅れは致命的。それでも本命にするのは札幌の洋芝で2連対しており、タフな馬場での実績がある点を評価します。
また、ルーラーシップ産駒の特徴として馬場が悪化しても成績を落としにくい傾向があります。同じく洋芝で実績があり、東京コース実績もあるモリアーナについても考えていたのですが、馬場を加味するとドゥアイズの方を重視したいです。