まずは先週の中京記念から
勝ったのはスマートオリオン。
同馬というと、1200mのイメージが強かったが、
それを綺麗に払拭された。
過去3年の勝ち方、或いは馬券のなり方を見ると、
スマートオリオンは相当マイル適性が高いのではないだろうか。
というのも、フラガラッハやサダムパテックなどもどちらかというと
マイルで短いタイプの馬。
それに対してスマートオリオンは今回少し距離が長いと思われつつの勝利。
鞍上のデムーロ騎手のファインプレーも相まってより一層
この馬の使い道が広がった。
後はサマーマイルで、同じ戦法なのか、
別戦法を取るのか注目したいところだ。
続いてアイビスSD
こちらに関しては少し特殊だろう。
上がりが早くなったとはいえ、差しの出番というわけでも、
差し馬の出番というわけでもなく、単純なスピード勝負。
その一因としてあげられるのは、2F目で加速しなかったことである。
元来アイビスSDは2F目で10秒切ることも多々あるレースなのだが、
ああいうだらだらする競馬になると、
2013年ハクサンムーンのように非常に考えが難しいレースとなる。
加えて今回のように有力馬が外枠に連なってるとなると
さらに厳しいレースになることは考えられただろう。
レース前は難解な一戦だったが、
終わってみればスピード決着であった。