2022年の香港国際競走は日本馬が13頭出走。残念ながらサリオスは故障で除外となってしまったが、日本馬の活躍が目立つ香港競馬だけに注目必至。
香港ヴァーズ、スプリント、マイル、カップをガガガ競馬予想家が見解と予想を公開していく。
香港ヴァーズの見解と予想
走り時がつかみずらい昨年の勝ち馬、グローリーヴェイズ。今年の競走成績だけ見れば、ドバイシーマ8着、札幌記念6着と加齢による衰えを感じる着順。ドバイでは季節要因もあって調子が上がり切らない仕上げで、札幌記念は前有利の馬場、展開で6着も目をつぶれる。昨年以上のデキは望み薄で勝ち切るシーンまでは・・・厳しい印象だが、見直す手はある。
ウインマリリンは前走エリザベス女王杯で2着に好走。札幌記念で復調気配。脚部不安も解消され状態面は間違いなく良い。エリザベス女王杯がメイチ？感もあり上積みまで求めるのは酷かもしれないが、相手候補としては狙いやすい1頭だ。
今年は、メンドシーノを本命とする。前走の凱旋門賞は重い馬場に泣かされる形で力は出し切れなかったが、昨年のバイエルン大賞では凱旋門賞勝ち馬のアルピニスタと0.1差の競馬をしており能力は確か。ロードシーモア賞(2,400m)を2分41秒1で走っており、それなりの時計にも対応できる。
香港スプリントの見解と予想
香港馬2頭の能力が高く、日本馬がどこまで、、、というメンバー構成。前哨戦である香港ジョッキークラブスプリントよりもテンが緩みそうなメンバー構成だけに後方一気は厳しく前残りまで警戒という展開か。
その点、終いにかけるナランフレグの出番までは厳しいか。内有利の傾向からも外枠を引いたレシステンシア、揉まれない枠は良いが鞍上手替わりのメイケイエールまでは狙いにくい。地元の有力馬、ウェリントン、ラッキースワイニーズが中心。今回は勢いにのる上り馬ラッキースワイニーズを本命にする。前々でジャンダルムも相手に加えたい。
香港マイルの見解と予想
地元、香港のゴールデンシックスティーは揺らがない。7カ月の休み明けの香港ジョッキークラブマイルクビ差の辛勝もしっかりと勝ち切り、タイムも昨年の同レースよりも0.5秒早いタイムで駆け抜けた。日本からは強力な刺客はおらず地元馬優勢の構成。
相手はカリフォルニアスパングルで堅い決着か。
香港カップの予想と見解
ジャックドールを制してパンサラッサがハナを主張。2番手以下マイペースの流れでどこまで粘れるのかという展開でジャックドール、レイパパレも前々で基本は前有利の様相。
地元のロマンチックウォリアーは2000m1分59秒2の時計があり、時計勝負はもってこい。地の利が生きそうで軸としては狙いやすいか。馬券的な妙味からもロマンチックウォリアーから入る。
ジオグリフは喉鳴りがあり、乾燥には弱いタイプで日本よりより乾いている香港で激走イメージは沸かない。
