最年少で函館リーディングに輝いた佐々木大輔騎手に危険信号が点滅している。
函館開催で18勝をし、2位の横山武史騎手の14勝を抑えて勝利した2年目の佐々木大輔騎手。
若手6名が不適切なスマホ使用で騎乗停止処分を受ける中、騎乗数を伸ばし着実に勝利を積み上げていった。
名手武豊騎手やルメール騎手も絶賛する腕前で、函館開催で見せた勝ちを意識したポジション取り、センスの良さは目を見張るものがある。
ところが、期待されていた札幌開催では失速したスタートを切っている。
22,23日は札幌競馬場で合計20鞍に騎乗するも、掲示板内はわずかに2回。馬券には1度も絡めていない。
本人も函館リーディングのセレモニーで最後に
最終週で一つも勝てなかったのは申し訳ないと思います。ローカルですが、本場開催のようにトップジョッキーの皆さんが来ていて、その中で競馬に参加できたことが良かった。
函館リーディング獲得のセレモニーより(本人談)
このように語っているが、函館最終週から成績が低下傾向。
特に気になるのは芝コースでの成績で22,23の札幌では12戦して全て掲示板外に敗れている。
自身、初めての札幌競馬場への参戦で当地での騎乗に慣れていないことも成績不振の理由になっているか。
今週は日曜メイン、クイーンステークスでサトノセシルに騎乗する佐々木大輔騎手。
前走の中山牝馬ステークスでは宝塚記念でイクイノックスに迫ったスルーセブンシーズに0.5差の3着と好走しており、クイーンステークスでも注目される1頭。
果たして、若手の有望株はスランプから脱出できるだろうか。
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