まずは馬場傾向について確認しておきたい。今週から、Cコースでの開催に変わり、雨も降ったことでより先行、内有利の傾向が出た土曜の札幌競馬。
札幌記念と同じ芝2,000mの競走が2鞍あったが、いずれも逃げ馬が勝利、2番手の馬が2着になっている。
とはいえ、札幌記念は先行脚質の馬が多く、そう簡単に行った、行ったの競馬になるのは難しい印象も受ける。札幌競馬場は3コーナーから動きやすいコースでもあり、ある程度ペースが流れればCコースでも差しも届く。そこで、脚質にとらわれることなく予想をしていきたいと思う。
札幌記念は、秋を本番に見据えた有力馬たちは叩き、仕上がり途上で挑んで2,3着と取りこぼすことが多く、札幌記念を勝つことに主眼を置いた馬を狙うのがベター。今年は重賞勝利が金鯱賞しかなく、賞金の積み上げをしたいプログノーシスを狙いたい。
3カ月半の期間はあいているが、この馬は鉄砲向きの馬で間隔が空いてもまったく問題はない。栗東で何本も乗りこんで仕上がった状態で北海道入り。最終追切は軽く流す程度の内容だが、仕上がりの良さが目に付き、ここを勝ちに来た本気度を感じる。