クイーンカップの特注馬
今週の土曜東京メインレースは、クイーンカップG3
昨年はその後、オークス2着、秋華賞で1着となるアカイトリノムスメが勝利を収めています。
ここでの結果はクラシックに直結するケースも多く、注目の一戦です。
美浦トレセン担当の私、佐々木が注目する馬をご紹介します!
プレサージュリフト
大外枠スタートでやや出遅れて、そのまま外々を回り続け、4角でも大外を回しての差し切り勝ち。
新馬戦のレースレベルは低かったが、それでも上がり2位を1.4上回る33.3は2歳牝馬では破格の数字と言える。
※その日の古馬OPも含めた全馬の中でも上がり最速
昨年の4回東京開催時で上がり33.3以下で走れたのは2頭しかおらず、
府中牝馬Sのシャドウディーヴァの33.1と、毎日王冠のシュネルマイスターの33.0のみと能力の裏付けは十分だ。
最終追切は美浦のウッドで併せ馬で5F 68.7-3F 39.5-1F 12.2
内に1頭先行、外を2馬身追う3頭併せ。直線では早々に手が動くうちの馬に楽に並びかけて、もっとたまま最後は外にクビ差、内に1馬身差先着。
最終は軽めの内容ですが、1週前の動きも良く、勝負できる態勢でしょう。
共同通信杯の特注馬
(※昨年の勝ち馬エフフォーリア)
続いて、日曜東京のメインレースは共同通信杯。
昨年はここを制したエフフォーリアが皐月賞1着、ダービー2着、菊花賞1着とクラシックで大活躍しました。
勝ち馬は後にクラシックで好走する可能性が高く、トライアルの中でも特注のレースと言えます。
ダノンベルーガ
前走は上がり33.1の脚で直線5番手から楽に抜け出し勝利。
鞍上の石橋騎手も凄い脚!とレース後に興奮気味だった逸材。
素質だけで走っていた印象だが、最終追切では左右のバランスは良く、終いもギアが入って先週より息遣いも良化。
最終追切は美浦のウッドで併せ馬で5F 69.7-3F 39.3-1F 11.9
離れた外を2馬身追って直線でクビ差迫る内容。手前をしっかりと替え、楽な手応えでラスト1F伸びました。
馬格はあるものの、重苦しさはなく距離も折り合いも問題ないでしょう。
佐々木の注目レース
今週、私が注目しているのは土曜日の東京1R 3歳未勝利戦です。
◎ヨドノマックス
栗東から美浦の中野厩舎へ転厩してきた馬で、栗東に在厩時から併せ馬で遅れたことがないくらい攻めで動いていましたが、
今週は1週前も古馬2勝クラスの馬を相手に互角に動いています。
兄は未勝利をダート戦で勝ち上がっていますし、条件替わりで一発。
それでは、また来週お会いしましょう!
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