秋古馬三戦は、天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念。天皇賞秋、ジャパンカップと間隔が短い中で連勝するのは難しく、近年でこれをなし得たのは、アーモンドアイの1頭で簡単になせる業ではないというのを前置きで話したい。
さらに今回、ドバイでG1を勝利しているイクイノックスはジャパンカップを勝利すればボーナス報酬によって獲得賞金が8億円になるという点は見逃せないポイントだ。天皇賞秋は賞金が2億円でここをメイチで仕上げる訳はなく、勝負は間違いなくジャパンカップといえる。そのような状況下であれば取りこぼしの可能性というのは否定できない。
調教過程を見る限り、今回の天皇賞秋でしっかりと仕上げている馬はドウデュースだろう。
ドウデュースは8カ月半ぶりの実践になるが、早めに帰厩して乗り込み量はかなり多く、入念に仕上げている印象。最終追切は坂路で馬なりだが抜群の加速で駆け抜けているように状態面に不安はなさそうに見える。友道厩舎の勝負仕上げは一週前追切で早い時計を出して、最終追切で坂路というパターンだが、ドウデュースはこれに該当しており勝負調教であることは間違いない。
また、次走はジャパンカップが視野に入ってはいるが馬主、陣営サイドは明言はしておらず、ジャパンカップを見据えた仕上げということはまったくなく、ここを全力投球。結果次第で次走をという方針で動いている。
持続力のある加速がウリのタイプで先に抜け出してしまえばダービー同様にイクイノックスを抑え込むシーンは想像できる。
【PR】
☆おすすめの予想情報
先週、エリザベス女王杯の無料予想で14,550円の払い戻し!
今週はマイルチャンピオンシップの予想を無料で公開!